夏 越 し 祓  六 月 燈


六月燈は旧暦の6月(現在では7月)に県内の神社寺院でそれぞれ日を定め行われ、「ロッガッドー」の呼び名で県民に親しまれています。鹿児島市では7月に入ると毎晩のように市内の数ヶ所で催され、月末まで続きます。
由来については島津19代藩主光久公が上山寺新照院の観音堂を造立して参詣した折、たくさんの燈篭をつけさせたので、村民などがこれにならい燈篭を寄進したのがはじまりといいます。
また、「六月ノオツメアゲ」といって早馬神や鎮守様等に明を上げ、牛馬の疫病祓いや田の病虫害駆除を祈る習わしがあった。梅雨明けの季節でもあり稲に害虫が発生する時期で、悪疫退散・五穀豊穣・家内安全等祈願し、こうした民間の行事が洗礼されて六月燈の祭りになったのだろうという説がある。


7月2日(火)
毎年恒例となってます船魂神社六月燈が執り行われました。

当日は晴天に恵まれ、夏越祓いをかねての祭典を執り行った。








祭典終了後、舞台のほうでは神舞や雅楽の奉納が執り行われました。












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